結紮。
ブログへのアップが遅れてしまったが2週間前の土曜日に、福井市の病院で開催された内視鏡外科手術 トレーニングアカデミーなるセミナーに参加してきた。
前日まで参加するか迷っていたが、ゲストに腹腔鏡下の縫合結紮においては神業と知られる倉敷成人病センター婦人科の金尾先生が来られるとの事で急遽参加することを決めたのだった。
当日は朝一で一部腐りかけていたひどい虫垂炎の緊急手術が入ったため、金尾先生の講演にはぎりぎり間に合わなかったが、どうやら昨年6月に日本肥満治療学会で発表されていたものとほとんど同一内容
(トレーニング方法や糸裁きの考え方から、損傷した総腸骨静脈を鏡視下で縫合してしまう(!)動画など)ということだったのでちょっと安心した。
講演の後は多数用意されたシミュレーターを用いてパッドや豚の胃などを用いたトレーニング、そして金尾先生や技術認定医の先生らを前に、腹腔鏡下縫合結紮のコンテストが開催されたのだが、これはよくある結紮のスピードを競うものでは無く、5分間の縫合結紮手技の中で縫合針のマウントや運針の美しさなどを採点し順位を決めるというユニークなものだ。
外科医、泌尿器科医、産婦人科医の先生方が参加し、僕も腹腔鏡下ヘルニア手術で鍛えた技を披露する良い機会だ!とばかりにコンテストに参加した。
しかし、いざエキスパートの先生の目の前で手技を披露と緊張してしまい、かなり意識しないと力が入ってしまい、凡ミスも出してしまった…
あまり良い評価は期待できないかな、と思っていたが、金尾先生からは針の持ち替えのスムーズさと運針を評価して頂き、結果は全参加者の中で3位でぎりぎり入賞することができた。(因みに1位2位は産婦人科の先生だったので、一応外科では首位という結果だった)
正直言うと賞の結果とは裏腹に、自分自身の手技はまだまだ無駄が多いし、環境が変わるとミスが増え(すなわち手技がどこでも再現可能な域に達していない…)、まだまだプロフェッショナルへの道は遠いな、ということも実感した。
やはり技術を確固たる者にするには練習あるのみだろう.
前日まで参加するか迷っていたが、ゲストに腹腔鏡下の縫合結紮においては神業と知られる倉敷成人病センター婦人科の金尾先生が来られるとの事で急遽参加することを決めたのだった。
当日は朝一で一部腐りかけていたひどい虫垂炎の緊急手術が入ったため、金尾先生の講演にはぎりぎり間に合わなかったが、どうやら昨年6月に日本肥満治療学会で発表されていたものとほとんど同一内容
(トレーニング方法や糸裁きの考え方から、損傷した総腸骨静脈を鏡視下で縫合してしまう(!)動画など)ということだったのでちょっと安心した。
講演の後は多数用意されたシミュレーターを用いてパッドや豚の胃などを用いたトレーニング、そして金尾先生や技術認定医の先生らを前に、腹腔鏡下縫合結紮のコンテストが開催されたのだが、これはよくある結紮のスピードを競うものでは無く、5分間の縫合結紮手技の中で縫合針のマウントや運針の美しさなどを採点し順位を決めるというユニークなものだ。
外科医、泌尿器科医、産婦人科医の先生方が参加し、僕も腹腔鏡下ヘルニア手術で鍛えた技を披露する良い機会だ!とばかりにコンテストに参加した。
しかし、いざエキスパートの先生の目の前で手技を披露と緊張してしまい、かなり意識しないと力が入ってしまい、凡ミスも出してしまった…
あまり良い評価は期待できないかな、と思っていたが、金尾先生からは針の持ち替えのスムーズさと運針を評価して頂き、結果は全参加者の中で3位でぎりぎり入賞することができた。(因みに1位2位は産婦人科の先生だったので、一応外科では首位という結果だった)
正直言うと賞の結果とは裏腹に、自分自身の手技はまだまだ無駄が多いし、環境が変わるとミスが増え(すなわち手技がどこでも再現可能な域に達していない…)、まだまだプロフェッショナルへの道は遠いな、ということも実感した。
やはり技術を確固たる者にするには練習あるのみだろう.
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